Cursor徹底ガイド|無料版からAI補完・Composerまで使い方・料金・機能を総まとめ

最終更新日: 2025-04-25

Cursorは、VS Codeの操作感をそのままに高度なAI補完やチャット型支援を備えた次世代コーディングエディタです。

この記事では、Cursorの主要機能、具体的な使い方、料金体系、GitHub Copilotとの違いまで、導入検討に必要な情報を詳しく解説します。

また、弊社では「AI使いたいが、どのような適用領域があるのかわからない…」「AI導入の際どのサービス提供者や開発企業を組めばいいかわからない…」という事業者の皆様に、マッキンゼーやBCGで生成AIプロジェクトを経験したエキスパートが無料で相談に乗っております。

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仲 思成
監修者: 仲 思成

AI導入.comを提供する株式会社FirstShift 代表取締役。トロント大学コンピューターサイエンス学科卒業。株式会社ANIFTYを創業後、世界初のブロックチェーンサービスを開発し、東証プライム上場企業に売却。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにコンサルタントとして入社。マッキンゼー日本オフィス初の生成AIプロジェクトに従事後、株式会社FirstShiftを創業。

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Cursorとは

コード補完とチャット機能を備えた革新的なAIエディタを操作するビジネスマンのイメージ(寒色系・デジタル・ビジネス調)

Cursorは、AIによる高精度なコード補完インタラクティブなチャット機能を搭載した次世代型コードエディタです。

従来の開発環境に近い操作感を維持しながら、AIの力で開発効率を劇的に向上させます。

本章では、Cursorの基本的な特徴と核となる2つの要素について解説します。

VS Codeの操作感そのままに使えるAIエディタ

開発者が日常的に使い慣れているショートカットキーUI設計をそのまま継承しているため、VS Code経験者なら学習コストなしで利用開始できます。

既存の開発環境からの移行もスムーズで、導入当日から実務で活用できるのが大きな特徴です。

AIコーディング支援の仕組み

Cursorは、入力中のコードコメントからコンテキストをリアルタイムで理解し、次に必要なコードを予測・提案することでAIコーディング支援を実現しています。

この仕組みにより、補完候補は常に現在の開発文脈に即したものとなり、従来のルールベース補完と比較して圧倒的に高い精度を実現しています。

さらに、チャット形式でのリファクタリングやデバッグ支援も可能で、開発中の技術的課題を即座に解決へと導きます。

Cursorの活用メリット5選

高精度なコード補完・AIチャット・モデル切替・セキュリティ・拡張性の5つのメリットを象徴するビジネスマンの近未来的ワークスペースのイメージ(寒色系・デジタル・ビジネス調)

Cursorは単なるコード補完ツールではありません。開発効率の向上やセキュリティ対策、拡張性など、実務利用に最適化された機能を多数備えています。

ここでは、企業導入を検討する際に注目すべき5つの主要メリットを紹介します。

1. 高精度なコード補完で開発速度を加速

CursorのAIエンジンはプロジェクト全体の文脈を理解し、高精度なコード補完を提供することで開発速度を加速します。

コーディング中に自然な流れで最適なコードが提案されるため、タイポや構文エラーの削減にもつながり、開発生産性が安定して向上します。

特に「Cursor Tab」機能は、文脈を理解した高度な補完を提供し、一般的なIDEの補完よりも格段に高い精度でコード提案を行います。

2. AIチャットによる即時コード改善

CursorのAIチャットはコードベース全体の構造と意図を理解し、即座に具体的な改善案を提案できるため、効率的なリファクタリングが可能です。

コーディング中に自然言語で質問するだけで、バグ修正やパフォーマンス最適化などの具体的なアドバイスを受けられるため、開発の障壁を素早く解消できます。

3. 用途に応じたAIモデル切り替えで最適化

Cursorではタスクの特性や要件に応じて複数のAIモデルを自由に選択できるため、状況に合わせた最適なAI活用が可能です。

OpenAIのGPT-4.1、o3、o4-mini、AnthropicのClaude 3.5/3.7 Sonnet、GoogleのGemini 2.5 Pro/Flashなど、最新の高性能AIモデルを必要に応じて切り替えられます。

シンプルな補完には軽量モデルを使用して応答速度を優先し、複雑なコード生成時には高精度モデルを選択するなど、柔軟な使い分けができます。

4. セキュリティに配慮した企業向け開発環境

セキュリティ対策が施された開発環境で作業するビジネスマンのイメージ(寒色系・デジタル・ビジネス調)

CursorはプライバシーモードSOC 2認証を取得しており、セキュリティに配慮した開発環境を実現します。

特に企業ユースでは、機密コードの外部送信を制限する設定が可能で、重要な開発資産の保護と情報漏洩対策を確実に行えます。

エンタープライズ認証(SAML/OIDC SSO)にも対応しているため、大規模組織でのセキュアな運用が可能です。

5. 業務ワークフローに合わせた拡張性

Cursorは豊富なプラグインAPI連携機能、そしてMCP(Model Context Protocol)を備えており、既存の開発ツールチェーンとシームレスに統合できます。

MCPにより、社内データベースやドキュメント、APIドキュメントなどの外部リソースにAIがアクセスできるため、より正確で文脈に沿った支援が可能になります。

社内ツールとの連携やCI/CDパイプラインとの統合も容易なため、チーム固有のワークフローに合わせたカスタマイズが可能です。

Cursor料金プラン:無料から法人向けまで

Cursorの料金プラン(無料・Pro・Business)を確認するビジネスマンのイメージ(寒色系・デジタル・ビジネス調)

AIコードエディタの導入では、機能と同時にコスト面での透明性も重要です。Cursorは個人利用向けの無料プランから、ビジネス利用に最適化された有料プランまで、幅広いニーズに対応しています。

ここでは、各プランの具体的な機能と料金比較をわかりやすく解説します。

無料版(Hobby)でできること

無料版(Hobby)プランでは、月間2,000回のAIコード補完月50回の低速プレミアムリクエストが利用可能です。

プレミアムAIモデルへのアクセスも含まれており、基本的なコード補完機能とチャット支援を無料で体験できます。個人開発者や学習目的のユーザー、小規模プロジェクトの初期評価に最適です。

Proプラン:プロフェッショナル向け機能と料金

Proプランは月額20ドル(年間契約なら月額16ドル相当)で、無制限のコード補完月500回の高速プレミアムAIリクエスト、そして無制限の低速プレミアムリクエストが利用できます。

GPT-4.1やClaude 3.5、3.7 Sonnetなど最新の高性能AIモデルによるコード生成と編集が可能で、商用プロジェクトや中規模開発チームに最適な選択肢です。また、一部のモデル(o3-miniなど)は1/3のリクエストとしてカウントされるため、より効率的に利用できます。

Businessプラン:企業導入に必要な機能と料金

Businessプランは月額40ドル/ユーザーで、Proプランの全機能に加え、高度なプライバシーモード一括請求管理管理者ダッシュボードエンタープライズ認証(SAML/OIDC SSO)などの企業向け機能が利用できます。

セキュリティ対策や一元管理を重視する大規模チームや企業向けに設計されており、コンプライアンス要件に対応した安全な運用が可能です。

Cursorインストールと初期設定

Cursorのインストールと初期設定ウィザードを進めるビジネスマンのイメージ(寒色系・デジタル・ビジネス調)

Cursor導入の第一歩は、適切なインストールと初期設定です。幸いにも、セットアップ作業は数ステップで完了し、技術的な障壁も低いため、誰でも簡単に始められます。

ここでは、インストールから実用レベルの設定まで、具体的な手順を紹介します。

ダウンロードとインストール手順

Cursorのダウンロードとインストールは非常にシンプルで、以下の手順で完了します:

  1. Cursor公式サイトにアクセス
  2. トップ画面の「Download for Mac」または「Download for Windows」をクリック
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行
  4. 起動後、「Sign in with GitHub」でアカウント連携して使用開始

Cursorトップ画面
出典:Cursor公式サイト

日本語化と基本設定

Cursorは日本語インターフェースにも対応しています。アプリ左下の「Settings」から「Language」を選択し、「Japanese」を選ぶだけで日本語表示に切り替わります。

同じ設定画面から、テーマやフォントサイズ、エディタの挙動など、作業環境に合わせたカスタマイズも可能です。

AIモデル連携とAPIキー設定

Cursorの真価を発揮するには、高性能AIモデルとの連携設定が重要です。以下の手順で設定できます:

  1. 「Settings」→「Providers」を選択
  2. 利用したいAIプロバイダー(OpenAI、Anthropicなど)を選択
  3. 対応するAPIキーを入力して保存

この設定により、選択したAIモデルによる高精度なコード補完とチャット機能が有効化され、開発効率が大幅に向上します。企業利用の場合は、管理者がAPIキーを一括管理することも可能です。

Cursorの使い方ガイド

タブ補完やAIチャット、Composerモードなど、Cursorの基本的な使い方を実践するビジネスマンのイメージ(寒色系・デジタル・リアル調)

Cursorを実際の開発現場で活用するには、基本的な機能の使い方を理解することが重要です。ここでは、日常の開発作業で即座に効果を発揮する3つの基本機能について具体的な活用法を解説します。

Tab補完:AIがコンテキストを理解したコード提案

Tab補完機能(Cursor Tab)は、Tabキーを押すだけでAIが文脈を理解した最適なコード候補即座に挿入できる機能です。

通常の入力中に自動的に表示される補完候補に加え、関数全体やロジックブロックなど大規模な提案も、自然な流れの中で提供されます。これにより、定型的なコード記述が大幅に効率化され、タイピング量と入力ミスが劇的に減少します。

特にGitHub Copilotと比較して、プロジェクト全体の文脈をより深く理解した提案が可能で、正確性と適切性が大幅に向上しています。

AIチャット:コードの問題をリアルタイムで解決

AIチャット機能を使えば、コードに関する疑問や問題を自然言語で質問するだけで、具体的な解決策を即座に得られます。

エラーメッセージの解読からパフォーマンス最適化のアドバイス、セキュリティ上の懸念点まで、開発中に生じるあらゆる技術的課題に対して、プロジェクトの文脈を踏まえた的確な回答が得られます。

Cmd+L(Mac)またはCtrl+L(Windows)のショートカットでチャットパネルを開き、質問を入力するだけで利用できます。

Composerモード:視覚的なコード設計と生成

Composerモードは、プログラミングロジック視覚的に設計し、対応するコードを自動生成できる革新的な機能です。

アルゴリズムやビジネスロジックを自然言語で記述し、それをフローチャートのように視覚化・編集した後、完成したロジックを実装コードに変換できます。これにより、複雑なロジック設計が直感的になり、プログラミング初心者でも高品質なコード作成が可能になります。

Composerモードは右上のメニューから切り替えでき、完成したロジックは一般的な言語(JavaScript、Python、Javaなど)のコードに変換可能です。

Cursor上級テクニック

MCPサーバーやマルチモーダル対応モデルを設定するCursorの高度な使い方を操作するビジネスマンのイメージ(寒色系・デジタル・リアル調)

Cursorの基本機能を習得した後は、より高度な機能を活用することで、企業レベルの開発プロジェクトにも対応できます。本章では、セキュリティと拡張性を重視した2つの上級テクニックについて解説します。

MCPサーバー連携

MCPサーバー連携により、社内環境に最適化されたAIモデルセキュアに活用できるようになります。

MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントと外部ツール・データソース間の標準化されたインターフェースを提供します。

これにより、Cursorのビルトインチャットから社内データベース、APIドキュメント、GitHubリポジトリなどの外部リソースに直接アクセスできるようになります。

設定は「Settings」→「Features」→「MCP」から可能で、「Add New MCP Server」ボタンをクリックし、サーバー名、タイプ(stdio/sse)、コマンドまたはURLを入力するだけで連携が完了します。複数のカスタムツールを追加して活用することも可能です。

具体的な活用例:

  • 社内APIドキュメントへのアクセスによる正確なコード生成
  • プロジェクト管理ツールとの連携によるタスク管理の効率化
  • 技術文書検索と参照による問題解決の迅速化

マルチモーダルAI活用

最新のマルチモーダル対応モデルを活用することで、テキスト以外の視覚情報も含めた総合的な開発支援が可能になります。

この機能では、UIデザインからのコード生成、図表を含む技術文書の理解、ダイアグラムからのクラス構造実装など、視覚的な要素と連携した開発タスクをAIが支援します。

マルチモーダル機能を利用するには、対応AIモデル(GPT-4 Visionなど)を選択し、チャットパネルでの画像アップロード機能を使用します。これにより、デザインとコードの橋渡しがよりスムーズになり、フロントエンド開発などの視覚的要素が重要な領域で特に効果を発揮します。

CursorとGitHub Copilotの徹底比較

AIのパフォーマンスや使用状況を示すダッシュボードを操作する2人のビジネスパーソンのイメージ(寒色系、デジタル、リアル調、VS表記なし、比較でなく並列配置)

AIコーディング支援ツールの選定は、開発チームの生産性に直結する重要な決断です。ここでは、現在最も普及している2つのツール、CursorとGitHub Copilotについて、4つの主要視点から徹底比較します。

GitHub Copilotとは

GitHub Copilotは、OpenAIのCodexを基盤とするAIコード生成ツールで、Visual Studio CodeやJetBrainsなど既存のIDEに拡張機能として統合できます。

コメントやコンテキストから適切なコードを提案し、単純な補完から関数全体の生成まで対応する人気ツールです。Cursorと同様にAI支援を提供しますが、アプローチと統合方法に大きな違いがあります。

コード理解と補完精度の比較

Cursorはプロジェクト全体のコンテキストを深く理解し、開発者の意図に沿ったより自然で精確な補完を提供します。

特に大規模なコードベースや複数ファイルを横断する依存関係を把握した提案において、Cursorの方が優位性を示します。GitHub Copilotは優れた基本性能を持ちますが、プロジェクト全体の把握よりも局所的な文脈理解に強みがあります。

また、Cursorは複数のAIモデルを選択可能という大きな利点があります。特定のタスクに最適なモデル(コード生成にはGPT-4.1、大規模なリファクタリングにはClaude 3.7 Sonnetなど)を選択できるため、より高品質な結果が得られます。

操作環境とユーザー体験の違い

VS Codeに似た操作画面でAIエディタを使いこなすビジネスパーソンのイメージ(寒色系、慣れやすさを強調、デジタルで無機質なビジネス環境)

CursorはVS Codeの操作感を完全に再現しつつ、AIとエディタが完全に統合された体験を提供します。

GitHub Copilotは既存IDEのプラグインとして動作するため、使い慣れた環境をそのまま活かせる利点がありますが、AIとの対話機能はCursorほど緊密ではありません。

Cursorでは、コードエディタとAIチャット、Composerモードなどの機能が一つの環境に統合されており、開発からAI活用までの切り替えコストが低いのが特徴です。

コストパフォーマンスの違い

GitHub Copilotは個人向け月額10ドルビジネス向け月額19ドル/ユーザーの固定料金制なのに対し、Cursorは無料プランから段階的な有料プランまで柔軟な選択肢を提供します。

特に企業利用においては、Cursorの方がニーズに合わせたプラン選択が可能で、セキュリティ機能や管理機能も充実しています。

使用頻度やチーム規模、セキュリティ要件に応じて最適なツールを選ぶことが重要ですが、試験導入や段階的な展開を考えるなら、Cursorの柔軟なプラン構成が有利と言えるでしょう。

Cursor利用時のリスク管理:企業導入の注意点

Cursor利用時に懸念される「データ漏洩」「攻撃経路」「コスト増加」のリスクを示すビジネス向けイメージ(寒色系で警戒感のある雰囲気)

AIコーディング支援ツールの導入は大きなメリットをもたらす一方で、特に企業環境では適切なリスク管理が不可欠です。ここでは、Cursor導入時に検討すべき3つの主要リスクと、それぞれの具体的な対策について解説します。

1. コード漏洩リスクと対策方法

Cursorの標準設定では、AIによる処理のためにコードデータが外部に送信される可能性があり、機密情報の取り扱いには特別な配慮が必要です。

具体的な対策:

  • ビジネスプランのプライバシーモードを有効化する
  • MCPサーバーを社内に構築してデータ処理を内部化する
  • 機密性の高いプロジェクトでは選択的にAI機能を無効化する
  • データ送信ポリシーを明文化し、開発者に周知徹底する

特に金融系や医療系など規制の厳しい業界では、オンプレミス環境との連携やプライバシー設定の徹底が推奨されます。

2. AIコード生成における脆弱性リスク

AI経由で生成されるコードには意図せずセキュリティの脆弱性が含まれる可能性があり、これが新たな攻撃経路になりうる点に注意が必要です。

具体的な対策:

  • AIが生成したコードに対する厳格なレビュープロセスを確立する
  • セキュリティスキャンツールとの連携を強化する
  • 定期的なセキュリティ教育で開発者の意識を高める
  • 重要度の高い機能についてはAI生成コードの二重チェック体制を敷く

生成コードの質は使用するAIモデルによっても異なるため、セキュリティ要件に合わせたモデル選択も重要です。

3. コスト管理と最適化戦略

高度なAI機能を活用するほどAPI利用料が増加する傾向があり、特に大規模チームでの導入時には予算計画使用量モニタリングが重要になります。

具体的な対策:

  • 使用状況ダッシュボードで利用傾向を定期的に分析する
  • 開発フェーズごとにAIモデルの使い分けルールを設定する
  • 年間契約によるコスト削減オプションを検討する
  • 適切なプラン選択と定期的な見直しを行う

初期導入時には、小規模チームでの試験運用から始め、コスト対効果を測定しながら段階的に拡大することが賢明です。

Cursor FAQ:よくある質問と回答

AIツールに関するよくある質問を閲覧・操作するビジネスマンを描いたデジタルFAQ画面のイメージ(寒色系、ミニマルなデザイン)

Cursor導入を検討する際に多く寄せられる質問とその回答をまとめました。実際の利用シーンで役立つ情報を中心に、開発現場の疑問に答える形式で解説します。

Q: CursorとVS Codeの主な違いは何ですか?

CursorとVS Codeの主な違いは、AIの統合度と実装方法にあります。

VS CodeはMicrosoftが開発する汎用コードエディタで、GitHub Copilotなどの拡張機能を追加することでAI機能を利用できますが、これらは後付けの形になります。

一方、CursorはVS Codeをベースに再構築された専用エディタで、AIコード補完やチャット機能がネイティブに統合されています。UIやショートカットキーはVS Codeとほぼ同一ですが、AIとの対話がより自然で、応答速度も高速です。

拡張機能の互換性は高いものの、一部のVS Code拡張機能は動作しない場合もあるため、必須の拡張機能がある場合は事前確認が推奨されます。

Q: プロジェクトファイルの保存場所はどこですか?

Cursorで編集するファイルは、基本的にローカルのファイルシステムに保存されます。

通常のエディタと同様に、作業中のプロジェクトファイルはユーザーのローカルディレクトリに保存され、クラウドへの自動アップロードは標準では行われません。

Gitなどのバージョン管理システムと連携することで、リモートリポジトリとの同期も可能です。また、Cursorには一般的なファイル操作機能(新規作成、保存、名前を付けて保存など)がすべて実装されており、従来の開発ワークフローをそのまま維持できます。

Q: 無料版と有料版の主な機能差は何ですか?

無料版と有料版の主な機能差は以下の通りです:

  • 無料版(Hobby):基本的なコード補完機能(月2,000回まで)と基本AIリクエスト(月50回)が利用可能
  • Pro版:無制限のコード補完と高速AIリクエスト(月500回)、無制限の低速AIリクエスト、高性能AIモデル(GPT-4/Claude)の利用、優先サポート
  • Business版:Pro版の全機能に加え、セキュリティ強化(プライバシーモード)、ユーザー管理、一括課金、エンタープライズ認証に対応

個人開発者や学習目的であれば無料版でも十分活用できますが、商用プロジェクトや生産性重視の場合はPro版以上がおすすめです。特に複数人での利用や機密性の高いプロジェクトではBusiness版の機能が重要になります。

まとめ

AIによる開発支援機能の多さに驚いているビジネスマンたちのデジタルオフィス風景(寒色系・先進的な雰囲気)

Cursorは、VS Codeの操作感を維持しながらAIの力で開発効率を大幅に向上させる次世代コードエディタです。高精度なコード補完、リアルタイムの問題解決支援、プロジェクト全体を理解した提案能力が特徴です。

複数のAIモデル選択機能やMCP連携により、開発者は最適なツールセットを柔軟に構築できます。また、プライバシーモードやSOC 2認証など、企業利用に必要なセキュリティ機能も充実しています。

無料プランから始められるため導入ハードルも低く、個人開発者から大規模企業まで幅広く活用可能です。まずは無料版から試して、AIがもたらす開発体験の変化を実感してみてください。

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