【ChatGPTの新機能】GPTsとは?使い方や人気ランキングを紹介

最終更新日: 2025-08-01

ChatGPTに新たに追加された「GPTs」機能をご存じですか?

これは、ユーザー自身が独自のAIチャットボットを簡単に作成・公開できる革新的な機能です。

企業の業務効率化や個人の創作活動など、GPTsの活用シーンは急速に拡大しています。

本記事では、GPTsの概要から使い方、人気ランキングまでを網羅的に解説します。

「GPTsって何?どうやって使うの?」という初心者の疑問もこの記事1本でスッキリ解決できる内容となっています。

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仲 思成
監修者: 仲 思成

AI導入.comを提供する株式会社FirstShift 代表取締役。トロント大学コンピューターサイエンス学科卒業。株式会社ANIFTYを創業後、世界初のブロックチェーンサービスを開発し、東証プライム上場企業に売却。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにコンサルタントとして入社。マッキンゼー日本オフィス初の生成AIプロジェクトに従事後、株式会社FirstShiftを創業。

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GPTsとは?

chatGPTイメージ画像
Open AI

GPTsとは、ChatGPT上で独自に設計・公開できるカスタムAIチャットボットのことです。

OpenAIが提供するこの新機能を使えば、ユーザーは専門知識がなくても、自分だけのAIアシスタントを作成可能です。

GPTsは、ChatGPTの知識や会話力をベースに、目的に応じた特定の機能や口調、情報を追加して調整できます。

たとえば「英会話の練習に特化したGPT」や「SEO対策をサポートするGPT」など、用途に応じた設計が可能です。

従来のAI活用は開発ハードルが高いという課題がありましたが、GPTsの登場により一気にユーザーの裾野が広がりました。

ビジネス活用から趣味、学習支援まで、あらゆるニーズに対応できる柔軟性がGPTsの魅力です。

GPTsでできること

GPT 作成
photoAC

GPTsは、自分だけのAIチャットボットを自由に設計し、多様な用途に活用できる柔軟性が特徴です。

ここでは、GPTsを活用することで具体的にどのようなことが可能になるのかを紹介します。

ノーコードで手軽に作成できる

GPTsはプログラミングの知識がなくても作成可能で、誰でも直感的に扱えるのが最大の強みです。

OpenAIが提供する「GPT Builder」を使えば、対話形式で質問に答えるだけで簡単に設計が完了します。

専門的なスキルが不要なため、非エンジニアでも業務用チャットボットや教育支援ツールを自作できるのが魅力です。

開発したChatGPTを共有できる

作成したGPTsは、他のユーザーと簡単に共有できます。

リンクを送るだけで他人がアクセスできるため、社内マニュアル、顧客サポート、教育ツールなどへの活用が広がっています。

チームでの共同利用や外部公開も可能で、情報共有や業務効率化にも効果的です。

外部サービスとAPI連携できる

GPTsは、外部のWebサービスやAPIと連携することで、さらに高度な動作を実現できます

たとえば、カレンダーアプリと連携して予定管理をしたり、データベースから最新情報を取得して回答することも可能です。

業務フローに組み込むことで、GPTsは単なる会話ツールではなく業務アシスタントとして活用できる存在になります。

GPT Storeで販売が可能

作成したGPTsは、OpenAIが提供する「GPT Store」で一般公開・販売することができます。

アイデア次第で、自身が開発したチャットボットを収益化することも可能です。

多くのユーザーの課題を解決するGPTを作れば、副業やビジネスとして展開するチャンスにもなります。

GPTs活用法

AI 活用
photoAC

GPTsは、アイデア次第でさまざまなシーンに応用可能なツールです。

以下では、代表的な活用方法を4つご紹介します。個人の作業効率からビジネス活用まで幅広い用途に対応しています。

独自のチャットボット作成

GPTsを使えば、特定の目的に特化したチャットボットを自作可能です。

例えば、カスタマーサポート、語学学習支援、診断ツールなど、ニーズに応じて柔軟に機能を設計できます。

自社サービスのFAQ対応や問い合わせ自動化など、業務負担の軽減にも貢献します。

コンテンツ作成の効率化

GPTsは、ブログやSNS投稿、商品説明文などの自動生成にも活用できます

文章のテンプレートやトーンを指定すれば、一貫した品質でコンテンツを大量に作成することが可能です。

ライティングの時間を大幅に削減しつつ、アイデア出しのサポートとしても有用です。

プロンプトの最適化

プロンプト(AIへの指示文)をGPTsにあらかじめ組み込むことで、誰でも意図通りの出力を得やすくなります

特定の出力形式、文体、語彙を指定すれば、安定したアウトプットが得られるので再現性も向上します。

複雑な設定を毎回手入力する手間が省けるため、業務効率にも寄与します。

プログラミングコードの説明

GPTsは、コードの意味や使い方を解説する学習ツールとしても活用できます。

初心者向けにわかりやすい説明を加えたカスタムGPTを作れば、独学支援や教育現場でも有用です。

コードレビューやバグの原因特定にも役立つため、開発者のサポートとしても機能します。

【2025年最新】人気のGPTsランキングトップ5

GPTs
photo AC

多くのユーザーに支持されているGPTsは、日常業務や創作活動にすぐ役立つものばかりです。

ここでは、2025年1月時点で特に人気の高い5つのGPTsをランキング形式で紹介します。

各GPTsの機能や活用シーンを知ることで、あなたに最適なGPTsが見つかるはずです。

1位:image generator|プロ級の画像生成AIツール

image generatorは、プロンプトを入力するだけで高品質な画像を自動生成できるGPTです。

ブログやSNS用のビジュアル作成、資料のイメージ画像などに活用されており、非デザイナーでも手軽に使える点が支持されています。

テキストから即座に画像化できるため、クリエイティブ作業の効率を大幅に向上させることができます。

2位:Write For Me|SEO記事作成に特化したライティングAI

Write For Meは、質の高いコンテンツ作成とSEO記事執筆を得意とするGPTです。

Webライターやマーケターから高い評価を受けており、指定した文字数でターゲットに最適化された記事を作成してくれます。

関連性の高いキーワードを適切に配置し、読みやすい文章構成を提案してくれるため、SEO効果の高いコンテンツ制作に役立ちます。

3位:Canva|デザイン作成を効率化するビジュアルツール

Canvaは、プレゼンテーション・ロゴ・SNS投稿などのデザインを簡単に作成できるGPTです。

豊富なテンプレートと直感的な操作性により、デザイン初心者でもプロレベルの視覚的コンテンツを制作できます。

ビジネス資料からマーケティング素材まで幅広く対応し、業務効率化に大きく貢献します。

4位:Scholar GPT|学術研究を支援する論文検索AI

Scholar GPTは、2億以上の学術資源にアクセスして研究をサポートしてくれるGPTです。

Google Scholar、PubMed、arXivなど主要な学術データベースから関連論文を検索し、要約や分析を提供してくれます。

研究者や学生の文献調査を大幅に効率化し、批判的読解スキルの向上にも役立ちます。

5位:Python|高度なプログラミング支援AI

Pythonは、プログラミング学習から実践的な開発まで幅広くサポートするGPTです。

コード生成・デバッグ・最適化・解説など、Python開発に必要な機能を包括的に提供してくれます。

初心者から上級者まで対応し、/canvasや/notebook機能との連携により、より実践的なプログラミング環境を実現します。

公開されているGPTsの使い方

chatGPT GPTS
Open AI

  1. ChatGPTを起動する
  2. 左サイドバーの「GPTsを探す」を選択
  3. キーワードやカテゴリで検索
  4. 気になるGPTsをクリックして利用開始 検索と導入は数クリックで完了するため、すぐに活用可能です。

複雑な手順は不要で、すぐに実用レベルのAIが使えます。

オリジナルのGPTsを作成する方法

AI 使用
photo AC

  1. ChatGPT上で「+作成する」をクリック

GPTs 作り方
Open AI

2.GPT Builderが起動する

3.作りたいGPTの用途や目的を伝える

GPTs作りかた
open AI

4.モデルの動作やプロンプト、設定内容をカスタマイズ

GPTs 作り方
openAI

5.GPTの名前とプロフィール画像を設定

Gpts 作り方
openAI

6.プレビューでテスト実行

Gpts作り方
openAI

7.公開範囲(非公開・リンク共有・公開)を設定 この流れで、誰でも簡単にオリジナルのGPTを作成できます。

完成したGPTは即利用・共有可能で、チームや個人の業務にすぐに活かせます。

GPTsの料金

AI 可能性

GPTsの料金体系は2025年8月時点で以下のように整理されています。

【無料プラン】

  • GPTsの発見・利用:可能(制限あり)
  • GPTsの作成・共有:不可

【ChatGPT Plus(月額20ドル)】

  • GPTsの作成・共有・利用:すべて可能
  • GPT-4やカスタムGPTsの機能が開放

【ChatGPT Pro(月額200ドル)】

  • 2025年に新設されたプレミアムプラン
  • GPTsの無制限利用
  • 最新モデルへの優先アクセス

無料プランでも一部のGPTsは利用可能になったことで、GPTsのハードルが大幅に下がりました。

ただし、独自GPTsの作成や高度な機能を活用するには有料プランが必要です。

現在(2025年8月時点)では、すべての公開GPTsは各プラン内で追加料金なしで利用可能です。

用途に応じてコストと機能を天秤にかけ、自分にとって価値ある使い方ができるかを見極めることが大切です。

GPTs活用における注意点

AI注意

GPTsは非常に便利なツールですが、活用にあたっては注意すべきポイントもいくつかあります

特に情報セキュリティや公開設定の扱いには慎重さが求められます。以下で代表的なリスクと注意点を紹介します。

情報漏洩のリスク

GPTsに機密情報や個人情報を入力した場合、それが第三者に漏洩する可能性があります

とくに、ファイルをアップロードしたり、外部のAPIと連携させる際には、取扱いに十分注意が必要です。

業務利用の場合は社内ルールに従い、守秘義務や利用制限を明確にすることが重要です。

オリジナルのChatGPTの共有制限

作成したGPTsは公開・共有できますが、誰でもアクセス可能な状態にするかどうかは慎重に検討すべきです。

社内専用の業務用GPTなど、第三者のアクセスが望ましくないものは「非公開」または「限定共有」に設定しましょう

不用意な公開により、社内ノウハウや独自のデータが外部に流出するリスクがあります。

GPTsに関するよくある質問

AI質問
Pikbest

ここでは、GPTsに関して多くのユーザーから寄せられている質問をまとめ、簡潔かつ実用的な回答を掲載しています。

初心者の方がつまずきやすいポイントを中心に、疑問を解消できる内容です。

ChatGPTとGPTsの違いは何ですか?

ChatGPTはOpenAIが提供する汎用型のAIチャットツールであり、誰でも共通のAIと対話できます。

一方、GPTsはユーザー自身がカスタマイズしたChatGPTで、特定の目的やキャラクター性を持たせられるのが特徴です。

GPTsで収益化できますか?

はい、GPTsを「GPT Store」に公開することで収益化が可能になります。

現時点(2025年8月)では収益化の仕組みは限定的ですが、今後のアップデートで収益分配制度の拡充が期待されています。

ニーズに応えるGPTを作れば、多くのユーザーに使われるチャンスがあります。

GPTsは無料で使えますか?

2025年より無料プランでもGPTsの利用が部分的に可能になりました。

無料プランでは他の人が作成したGPTsの発見・利用ができますが、制限があります。

独自GPTsの作成・共有にはChatGPT Plus(月額20ドル)以上のプランが必要です。

本格的にGPTsを活用するなら有料プランへのアップグレードをおすすめします。

まとめ

AI まとめ
photoAC

本記事では、ChatGPTの新機能「GPTs」について、基本から活用法、作成手順、2025年最新の人気ランキングまでを幅広く解説しました。

GPTsは、ノーコードでオリジナルAIを構築できる画期的なツールであり、業務効率化やコンテンツ作成、学習支援など多彩な分野で活用が進んでいます。

特に、2025年からは無料プランでもGPTsの利用が部分的に可能になり、より多くのユーザーがGPTsの恩恵を受けられるようになりました。

また、GPT Storeの登場により、誰でも自作したGPTsを公開・共有・収益化できる環境が整った点は大きな魅力です。

ただし、情報管理や共有範囲の設定には注意が必要であり、安全に活用するためには正しい知識と設定が求められます。

今後もアップデートが期待されるGPTs。使いこなすことで、あなたの仕事や創作活動に大きな可能性をもたらすでしょう。

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